金沢中央走ろう会/走る仲間たちのネットワーク
犀川両岸健康利用推進会
犀川清掃ランニング。ボランティア活動の母体を紹介します。
犀川両岸健康利用推進会の発足について活動トピックス
【編集長メモ】2004〜2005年制作の紹介記事です。活動内容の参考にしてください。

犀川両岸健康利用推進会」(通称:犀健会)

当会で主催するマラソン大会は、犀川の河川敷コースを利用しています。また例会のランニングコースにも犀川河川敷を使います。市の中心部にあって安全にランニングの楽しめる環境がこの犀川河川敷です。
 当会では、大会主催前に犀川清掃ランニングのボランティア活動をおこなっています。これは、犀川で健康づくりを目指す「犀川両岸健康利用推進会」を母体にした活動です。この会は2003年6月に発足、より良い環境整備をめざした活動のねらいを紹介します。

2004年4月 清掃ボランティアに集まった会員と清掃の様子

犀健会:会長の野村さん(2005年9月)

清掃ランニングのルート・予定表(2005年9月)

集めたゴミ袋を持って走る会員(2005年9月)


「犀川両岸健康利用推進会」(通称:犀健会)の発足について
2003.06.29
犀川に周回コースを!
現在,犀川緑地では,健康増進のために多くの市民が利用したり,各種のランニング・ウォーキング大会が行われたりしていますが,利用者にとって安全かつ快適なコースには不十分な点が多くあります。
 そこでこの度,市民の運動として「犀川両岸健康利用推進会」を立ち上げ,「犀川両岸を利用した周回コースを作ろう」と,関係機関に要望していくことにいたしました。ぜひとも以下の要望や事業等に賛同していただき,ともに運動の輪を広げていただきますよう,よろしくお願いします。

◇ ◇ ◇

石川県への要望事項
 高齢社会の急激な進展や,生活が便利になり体を動かす機会の減少が見られる今日の社会において,市民が生涯にわたり運動に親しみ,健康を保持し,豊かで充実した生活を送ることがたいへん重要になってきています。
 とりわけ,これまであまり運動とは縁のなかった高齢者や障害をもつ人々を含めたすべての市民が,積極的・主体的に身体を動かすことによって,精神的充足感や楽しさ,喜び,さらには体力の向上,生活習慣病の予防など心身の両面にわたる健康保持増進をはかることが望まれています。
 現在,金沢市においては市民がさまざまな運動に親しんでいますが,その広がりは十分とは言えません。
 その理由の一つとして,運動に楽しむ空間の少なさがあげられます。中でも,自然の中で,個人が気軽に,日常的に運動に親しむことができる空間は非常に限られています。
 その点では,犀川は都市部に残された貴重な自然空間です。現在,犀川神社を起点とするサイクリングロード,遊歩道,野球場・サッカー場などの環境整備が進み,市民・県民の健康増進に,通学通勤道路として有効利用されています。また同時に,市民ボランティアによる清掃・整備が行われ,犀川を愛する人々の輪も広がっています。
 今後も「いつでも」「だれでも」「いつまでも」健康増進活動を継続的に実践できるように,さらに犀川両岸の環境整備を推し進めていく必要があります。
 現在,2カ所の橋の工事が行われていますが,それらが完成する平成18年度を目途に,まずは上流は雪見橋から下流は示野中橋までの区間を以下のように整備していただくよう要望します。

1.雪見橋から示野中橋までの区間を,約15qの右岸〜左岸周回コースとして,幅広く,直進で,段差の少ない道路  として整備すること。

2.付随する要望事項
 (1)右岸・示野中橋の上方の堤にスロープコースを新設。→現在は急階段があるのみ。
 (2)右岸・自転車道と芸術村駐車場を連絡する地下連絡路の新設。→車椅子利用者の安全な出入りと大会(グリーンウォーク大会,マラソン大会等)の犀川利用に便利
 (3)示野児童公園にトイレ(障害者併用)を新設。 
 (4)左岸・若宮橋付近にトイレ(障害者併用)を新設。
 (5)大豆田大橋横の簡易トイレの改善(障害者併用)
 (6)左岸・法島町県立児童会館前に駐車場の増設。

◇ ◇ ◇

基本理念
(1)犀川両岸にある通路を健康維持,増進,回復等のために利用する。
 (2)生活道路(通学,通勤,買物等)として安全に利用する。
 (3)利用者が潤い,安らぎ,親睦をはかり,自らの活力再生の場(広場,道)とする。
 (4)ゴミのない美しい通路と行き交う人々があいさつを交わすさわやかゾーンとする。
 (5)「だれでも」が,「いつでも」「いつまでも」利用する。
 (6)県都・金沢市を代表する清流として自然財産として後世に継承する。
事業内容(案)
 (1)県(及び国)や市に対する要望等で,犀川両岸周回コースの完成を目指す。
 (2)周回コースを利用して,清流散策,ウォーキング,ランニング等の大会を開催し,健康増進を図る。
 (3)清流維持,環境保全の為に清掃ボランティア活動を行い,マナーの高揚を図る。
 (4)その他,両岸の活性化に関する行事に積極的に参加していく。
役 員
 顧 問: 天野耕兵衛(金沢中央走ろう会代表・県走ろう会連絡協議会会長)
  中谷嘉和(県会議員・県歩こう会連絡協議会会長・石川県勤労者体育協会会長)
 会 長: 野村泰裕(金沢中央走ろう会幹事長)
 副会長: 吉田隆一(ZKM石川県支部長 ZKM全国副会長)
  田はつえ(金沢レディースジョギングクラブ会長)
 事務局長: 安藤 登(犀川歩走会副会長 春風クラブコーチ)
 会計(兼)事務局補佐:
中村 稔(犀川歩走会事務局)
 会計監査: 林 龍二(バードワン代表)
関係団体(会員数)
 @金沢中央走ろう会(110名) F石川県高齢者ジョギングクラブ(69名)
 A犀川歩走会(33名) Gバードワンクラブ(10名)
 BZKM石川県支部(36名) Hタントの会(車椅子利用者親睦会)(11名)
 C春風クラブ(30名) I渋谷工業陸上部 
 D金沢ランニングクラブ(30名) J県走ろう会連絡協議会(16団体)
 E金沢レディースジョギングクラブ(30名) K県歩こう会連絡協議会

【編集長メモ】
犀川河川敷の清掃ボランティアは、スポーツ愛好団体や企業など多くの市民に支えられています。それは身近で安全な、このレクリエーション環境を市民が楽しんでいる証しでもあります。
通行路や施設の整備は、河川敷を管理する行政の役割です。芝刈り整備された後、ランニングするととても気持ちの良いものです。適当な間隔でトイレが整備され、きれいに管理されています。市民の憩う犀川河川敷、管理者と利用する私たちとの連携した活動がより重要です。
石川県高齢者ジョギングクラブ|金沢レディースジョギングクラブ|金沢ランニングクラブ
国健称マラソン会(ZKM)石川県支部|石川県走ろう会連絡協議会|犀健会
編集長のマラソン写真集金沢中央走ろう会走る仲間のネットワーク

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