走快:初詣ランニング=金沢市内・社寺巡り=
開催日:2004年1月2日(祝) 初詣ランニング:写真集
編集長のマラソン写真集

新春恒例の初詣ランニング。2004年は第27回です。
 金沢中央走ろう会の走り初めは、1月2日の初詣ランニングです。金沢市内の10社寺を巡り、一年の健康を祈願しながら親睦を深めます。当初は会員の行事、今ではランニング愛好家の行事として定着し、家族連れも多く新たな仲間も増えています。
 私は2003年12月の入会。この初詣でランニングは、会員として初めての行事参加です。どんな大会なのか、楽しみに参加しました。

市内社寺巡りコース(約8km)
 県体育館〜@尾山神社〜A尾崎神社〜B市姫神社〜C金沢東別院〜D鍛治八幡神社〜E久保市乙剣宮〜F椿原天満宮〜G石川護国神社〜H金沢神社〜I石浦神社〜兼六園下
白山神社参拝コース(約30km)
 金沢市総合プール前〜南大通り〜旧鶴来街道〜鶴来山手バイパス〜白山比盗_社(往復)

【特集1】初詣ランニングのあゆみ
【特集2】集合記念写真の一覧
【記録】参加者数の記録気象の記録
【編集長レポート】初詣ランニングを初体験 掲載:2013/01|更新:2022/04

会員としての初めての行事参加は、初詣ランニングです。
【2004年】市内社寺巡り。尾山神社で記念撮影。
【2004年】白山神社詣で。市営陸上競技場横で記念撮影。

編集長レポート
会に入会して最初の行事、初詣ランニングに参加しました。
初詣ランニングに参加しました。
 私は2003年12月の入会。この初詣でランニングは、会員として初めての行事参加です。どんな大会なのか、楽しみに参加しました。
早朝の市内社寺巡り
 7:00、県体育館前に集合。準備体操をして、7:20スタート。
 最初の参拝神社、尾山神社で記念撮影。撮影は天野代表です。その後、尾崎神社から市姫神社へと向かいますが、皆さんのペースが速いこと。初めてのコースなので、ついていくだけのランニングです。
 早朝の初詣では、参詣者もまばらです。参拝の準備もできていないところもあります。静かな本殿に向かって手を合わせます。
 初詣は、これまで尾山神社・尾崎神社・石浦神社に出向いたことはありますが例年のものではありません。左義長も近所の神社に行っていました。沢山の神社を巡るのは奇妙な感覚もあります。
 浅野川沿いを走ると、空間が広がり、気持もユッタリしてきます。材木町を通って椿原天満宮への道は初めてのルートです。小立野に上って、石引とおりを石川護国神社へ。金沢神社・石浦神社と参拝して兼六園下の茶房(曲水苑)へ。ここで、ぜんざいをいただきます。
 県体育館前に戻り、帰宅。
白山比盗_社
 市内社寺巡りに続いて、白山神社の初詣が企画されています。
 金沢市総合プール前に11:00集合、スタートとなっています。私は冬季の30km走を経験したことがないので、様子見がてら、会場に向かいました。
 ここでも出発前の記念撮影が行われました。スタートした皆さんを大通りまで伴走見送りして、帰宅します。

【参考】
会員H・Oさんの参加感想文(2004年初詣)
 この参加記録は機関紙『走快』2004年3月発行に掲載されたものです。当日の社寺巡りが詳細に記述されています。この文章があるので、編集長が、改めて同様のコメントは不要です。初詣の記事は写真撮影に関するものを中心に記述するようにしています。
社寺巡りする社寺の紹介
 お参りする社寺の由来については、案内ページを用意しました。参考にしてください。
市内社寺巡りは、金沢らしさを巡るコース設定です。
 参加者の皆さんは、結構ペースが速いようです。金沢の風情を楽しむゆとりを持って欲しいと思うのは年齢ゆえのものでしょうか。毎年、写真を撮影しながら巡っていると、気象による変化も楽しく感じられます。ランナーを組み込まないと写真集にならないので、時間制限があるのがキビシイところです。
【編集メモ:2013/01】
 初詣ラン2004の時点で、私はまだ編集長ではありません。WEBサイトの開設は4月なので3ヶ月前ということになります。初詣ランニング特集の掲載を続けているなかで、遡って記事を作成したものです。
 私は、天野代表に誘われて2003年12月のホノルルマラソンに参加したのを機に入会しました。この大会は入会して2週間も経過していない時期の行事です。
 例年、正月の2日はゴルフの初夢杯に参加してきました。今回はランニングです。
 市内社寺巡りは、天候もよく、気持よく走ることができました。白山神社参拝は、往復で約30km。ホノルルマラソンからちょうど3週間が経過したところです。走力から考えると参加できそうですが、寒冷期の長時間ランニングの経験がないことが不安材料ということで、見合わせました。2005年の白山神社参拝には参加・写真取材しました。2006年も楽しみにしていましたが、年末の大雪で中止となりました。それ以降、このコースは行われなくなりました。
 フルマラソンを年3〜5回走るようになって、また耐寒練習もこなしてきたので、白山神社コースは、企画してみたいところですが、天候やサポート体制を考えると、かなりの運営パワーを要求されるので提案できないところです。15日前後の例会日に会員限定で企画するのも一案ですが、新年会と重なるので、これも難しい?

初詣ランニングのあゆみ
■■大会資料(1978〜2013年)■■=編集中=
 初詣ランニングの歴史をまとめてみました。

初詣ランニング。開始当時の様子を行事記録から紹介します。
 金沢中央走ろう会の創設は、1975年4月。初詣ランニングは3年目から始まった行事です。初回は例会日に会場の近くの社寺を巡ろうと企画したことが伺えます。2回目からは2日に設定し、ランニング後にぜんざいをいただくようになりました。この行事は、降雪・雨天などの天候に関係なく続いています。
 前事務局長の北野さんから、行事記録をお預かりしています。昭和52年(1977年)8月から平成14年(2002年)1月まで、7冊のノートに行事の記録がビッシリ。初詣ランニングの様子を紹介しようと、紐解いてみました。

第1回初詣ランニング  昭和53年(1978年)1月8日(日)。曇。
【行事名】初春神社仏閣巡り早朝ランニング
【参加者】28名
【集合】6時30分。県体育館。準備体操(トレーナー:泉)。6時45分出発
【コース】@尾山神社〜A尾崎神社〜B市姫神社〜C金沢東別院〜D鍛治八幡神社〜E石川護国神社〜F金沢神社〜G石浦神社〜県体育館
 この頃の例会は、6時30分集合。会場は、中央公園。雨天時や冬季は県体育館で行っていました。

第2回初詣ランニング  昭和54年(1979年)1月2日(火)。曇のち雨。
【行事名】神社巡り早朝ランニング
【参加者】27名
【集合】7時。中央公園。準備体操(トレーナー:山本茂)。
【コース】@石浦神社〜A石川護国神社〜B金沢神社〜C尾山神社〜D尾崎神社〜E市姫神社〜兼六町(喫茶ミカド)
 喫茶店を貸切にし、おしるこを食べる。

第3回初詣ランニング  昭和55年(1980年)1月2日(水)。曇。
【行事名】神社仏閣巡り
【参加者】29名
【集合】7:00。中央公園。
【コース】@尾山神社〜A尾崎神社〜B市姫神社〜C金沢東別院〜D久保市乙剣宮〜E石川護国神社〜F金沢神社〜G石浦神社〜兼六町(喫茶ミカド)
 喫茶店で、おしるこを食べる。

第4回初詣ランニング  昭和56年(1981年)1月2日(金)。雨のちミゾレ。
【行事名】神社仏閣巡り
【参加者】29名
【集合】7:00。県体育館。
【コース】@尾山神社〜A尾崎神社〜B市姫神社〜C金沢東別院〜D久保市乙剣宮〜E石川護国神社〜F金沢神社〜G石浦神社〜兼六町(喫茶ミカド)
 喫茶店で、おしるこを食べて、今年一年の健康を祈念。

5回初詣ランニング  昭和57年(1982年)1月3日(日)。晴。
【行事名】神社仏閣巡り
【参加者】45名(男34名、女11名)
【集合】7:00。県体育館前。準備体操(トレーナー:山本茂)。出発7:20。
【コース】@尾山神社〜A尾崎神社〜B市姫神社〜C金沢東別院〜D鍛治八幡神社〜D久保市乙剣宮〜E石浦神社〜F金沢神社〜G石川護国神社〜兼六町(喫茶ミカド)

第6回初詣ランニング  昭和58年(1983年)1月2日(日)。晴。
【行事名】神社仏閣巡り
【参加者】39名(男24名、女15名)
【集合】7:00。県体育館前。準備体操(トレーナー:清水仁史)。出発7:20。
【コース】@尾山神社〜A尾崎神社〜B市姫神社〜C金沢東別院〜D鍛治八幡神社〜D久保市乙剣宮〜E石川護国神社〜F金沢神社〜G石浦神社〜兼六町(喫茶ミカド)

第7回初詣ランニング  昭和59年(1984年)1月2日(月)。
【行事名】神社仏閣巡り
【参加者】41名(男28名、女13名)
【コース】記載なし。

第8回初詣ランニング  昭和60年(1985年)1月2日(水)。
【行事名】神社巡り
【参加者】47名(男32名、女15名)
【集合】7:00。県体育館。出発7:20。
【コース】@尾山神社〜A尾崎神社〜B市姫神社〜C久保市乙剣宮〜D椿原〜E石川護国神社〜F金沢神社〜G石浦神社〜兼六町(喫茶ミカド)

第9回初詣ランニング  昭和61年(1986年)1月2日(木)。
【行事名】神社仏閣巡り
【参加者】39名(男30名、女9名)
【集合】7:00。準備体操(トレーナー:野村泰裕)。県体育館。出発7:30。
【コース】記載なし。

第10回初詣ランニング  昭和62年(1987年)1月2日(金)。
【行事名】神社仏閣巡り
【参加者】43名(男30名、女13名)
【コース】記載なし。
第11回初詣ランニング  昭和63年(1988年)1月2日(土)。
【行事名】神社仏閣巡り
【参加者】49名(男34名、女14名)。トレーナー:清水仁史。
【コース】記載なし。
第12回初詣ランニング  昭和64年(1989年)1月2日(月)。快晴。
【神社仏閣巡り】参加者:51名(男29名、女17名、会員外5名)。トレーナー:野村泰裕。
【白山コース】午後の部は鶴来白山さんへ参拝。15名参加。11:00市営プール前を出発。MROが密着取材。ニュースで放映した。
第13回初詣ランニング
MROが密着取材。ニュースで放映した。
第15回初詣ランニング  平成4年(1992年)1月2日(木)。くもり。
 神社参拝後、曲水宴でぜんざい。
第19回初詣ランニング  平成8年(1996年)1月2日(木)。
【参加者】82名(男41名、女16名、会員外約25名)。白山詣53名。
【コース】県体育館〜@尾山神社〜A尾崎神社〜B市姫神社〜C金沢東別院〜D鍛治八幡神社〜E久保市乙剣宮〜F椿原〜G石川護国神社〜H金沢神社〜I石浦神社〜兼六園下(曲水宴)

参加者数の記録
初詣ランニングの参加者数 2012/01記載=2022/04更新
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992
市内社寺 28 27 29 29 45 39 41 47 39 43 49 51 60 38 71
白山神社                       15 ?  ? 45
16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
市内 73 81 76 80 50 64 103 111 66 90 ? ? ? 120+ 120+
白山 ? ? ? 53 33 34 23 68 21 11 ? ? ? × ×
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45
2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
市内 120+ 130 120 133 110 146 128 105 135 144 112 128 137 84 85
【中断無く継続しています】
金沢中央走ろう会の創設は、1975年4月。3年目から始まった行事が、降雪や雨天などの天候に合いながらも続いています。

集合記念写真集
最初は尾山神社。ここで参加者の記念写真を撮ります。
 ■スライドショー版写真集をお楽しみください。
 収録写真を一覧表にしてあります。
 写真の上にカーソルを置くと、キャプションが現れます。
 見たい写真を左クリックすると拡大表示します。
 拡大写真の左側・右側を左クリックし、切り替えます。
尾山神社  写真集に掲載した記念撮影の一覧です。
白山比盗_社
←白山比盗_社
【記念撮影】
 集合場所を真っ先に出発し、尾山神社に走ります。追いついてくるランナーを撮影し、山門の前でカメラを構えます。山門をのぼるランナーを撮影した後、本殿前に移動。三脚を組み立てカメラをセットします。整列する間に試し撮り。フラッシュは使えないので、周囲の照明を利用した長時間露光で撮影。十数枚撮影し、使えるのはわずか2〜3枚です。
 三脚をたたみ、カメラに防水ケースを取付けて、ランナーを追います。

気象の記録
初詣ランニングの天候記録=1月2日(金沢:アメダス)= 2012/1記載=2013/1更新
時刻 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
3:00 快晴 ミゾレ ミゾレ
6:00 快晴 薄曇
9:00 ミゾレ ミゾレ
12:00 薄曇 ミゾレ ミゾレ
参加者                            
市内社寺 111 66 90       120+ 120+ 120+ 130 120 133 110 146
白山神社 68 21 11       x x - - - - - -
【大会当日の天候と撮影の苦心】
 初詣ランニング当日の天気記録を整理してみました。やはり北陸の冬を実感するものです。
 ランニング大会の撮影は、撮影機材を持って走ります。冬季、高齢になったこともあり、汗で身体を冷やすのは良くありません。小回りのきく自転車がベストですが、暗い中で、路面が凍っていたり積雪が残っていると、とても危険な方法でもあります。路面の乾いた晴の日。この記録から見ると13年のうち2000年の1回しかありません。
 私(編集長)は2003年12月、天野代表に誘われてホノルルマラソンに参加したのを機に金沢中央走ろう会に入会しました。2週間後の2004年初詣ランが会員としての初行事。以来、連続して参加しています。
 恒例の尾山神社での記念撮影は、これまで天野代表が撮影されていました。WEBサイトを開設(2004年4月)してから、私が撮影を担当、記念写真だけでなく、大会の様子も走りながら撮影しています。
 天候不順な時期なので、撮影には、いろいろ苦心しています。
 2009年の大会は、早朝からの雪模様。薄明かりが頼りだった記念撮影も今回は三脚が不可欠です。三脚を背負っての神社めぐりを考慮して、試しに車で追うことにしました。進入禁止や一方通行、段差があるなど、撮影できないところが少なくありません。やはり自前の足が最高ということでしょうか。自動車はこの時だけ、やはり走力が必要な撮影です。
 2010年大会もミゾレ交じりの天気。雨具を着て、三脚を背負い撮影時の傘を持っての神社巡りは汗だくになりました。2011年の撮影は、Nさん宅で三脚を預かってもらう段取りをつけたことで、少し汗をかく量を減らすことができました。2012年も同じパターンですが、汗をかなりかいています。登山用の下着を組合せて冷えを防ぐようにしています。
 2013年は、Nさんは不参加。小雨の中、カメラ3台・三脚を含むリュックの重さは7kg弱。雨具を着用、長靴を履いてランナーを追いかけます。
【参加者記録について】
 参加者記録は、正確な数字は残っていません。もともと会員の親睦行事だったこと。スタート時に参加者を確認しますが、これは、フィニッシュ会場で提供する『ぜんざい』の数の目安を連絡するため。尾山神社で記念撮影していますが、これにも遅れて参加する人も少なくありません。ぜんざいは、少し多めに用意してもらい、お代わりを楽しむこともできました。
 WEBで大会写真を掲載するようになり、マラソンブームにものって、初詣ランへの関心も伝わったのか、参加者が増えてきています。近年は会員より一般参加者の方が倍以上になっています。
 2011年、一般参加者から会費200円をいただくことになりました。フィニッシュ会場での『ぜんざい』代の一部に当てるものです。これまでは、会員の行事として会費でまかなってきました。会員より一般参加の方が多くなって、会員への還元の枠を超えてきています。持ち出し分の趣旨は、いつも当会の大会行事に参加していただいている皆さんへのお年玉の感覚ですが、会員数110人規模で年会費3600円のクラブの財政を考えていただければ精一杯のところです。
 参加者証(ぜんざい引換券)の発行で人数確認が迅速・確実となりました。2011年は133名の参加、これまでの最多に。2012年は、会費を300円に。2013年の参加者は146名。
 フィニッシュ会場は兼六園下の喫茶店を時間貸切でお願いしているものです。雨天の場合は、社寺巡りも速くなり、店内の込み合いは早くから続きます。外での待ち時間も長くなると、大会規模としては考慮する時期になってきたと感じます。
【フィニッシュ会場について】※2017.1追記
 この行事が始まって以来、2013年1月まで兼六園下の喫茶店『曲水宴』でぜんざいを食して流れ解散としていました。この店が閉店となり、2014年行事では兼六園内の『内橋亭』に。雰囲気は良いのですが狭いことで外での待ち時間が長くなり、荒天時には向きません。2017年から兼六園の『堤亭』に。150人規模の行事にも対応できるようになりました。


写真特集初詣ランニング:写真集

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