走快:能登和倉マラソン2010 編集長のマラソン写真集

能登和倉万葉の里マラソン2010
新規大会も2回目を迎えました

写真集1写真集2大会報告
2010.03.07
=写真マラソン2010=
記事更新:2010/03/09
能登和倉マラソン2009:コース図
2009年大会:能登島大橋を渡る

スタート〜能登島を走る七尾西湾沿岸〜フィニッシュ2009年大会レポート2010年大会メモ
【案内:2010/03/09:】第2回大会の完走データを掲載しました。お楽しみください。

能登和倉マラソン2010。冷雨の厳しい大会となりました。
 今回は、エントリーしていないので、完走記録と気象資料を整理して紹介します。
 
2009年大会 2010年大会
第1回大会は好天に恵まれてスタート 今回は冷雨のなかでスタート(写真:読売新聞)
フルマラソン参加者記録

 参加人数

男子:1,716人 出場: xxxx人

女子: 326人 完走: 1,821人

 参加人数

男子:xxxx人 出場: xxxx人

女子: xxx人 完走: 2,197人
気象条件(七尾市:アメダス)
 北緯:37度1.8分 東経:136度59.5分 標高:58m 2010年3月7日
時刻 気温℃ 日照時間 h 風速m/s 風向
9:00 5.2 0 1 北北東
10:00 7.6 0 1 南南西
11:00 8.6 0.1 1 北北東
12:00 10.3 0.7 1 南南東
13:00 9.8 0.9 1 東南東
14:00 10.4 1 2 北東
15:00 9.9 1 2 東北東
16:00 9.2 1 2 東北東
17:00 8.1 0.6 1 北東
時刻 気温℃ 降水量mm 風速m/s 風向
9:00 2.8 0.5 3.6 北北東
10:00 2.7 0.5 3.3 北北東
11:00 2.8 0.5 2.4 北北東
12:00 2.9 0 3.4 北北東
13:00 2.8 0.5 2.7 北北東
14:00 2.4 0.5 2.9 北北東
15:00 2.4 1 1.7 北東
16:00 2.8 0 2.3 北東
17:00 2.7 0.5 2.4 北東

能登和倉マラソン2010。第2回大会は冷雨の厳しい条件となりました。
 和倉マラソンは昨年新設された大会です。好天に恵まれて、取材ランを楽しみ、コース紹介写真を含めてシッカリ取材できました。
 今回は、エントリーしていないので、完走記録と気象資料を整理して紹介します。

エントリーしなかったのは。。
 能登和倉万葉の里マラソンは、2009年に新設された大会だ。地元和倉温泉が地域おこしに力を入れていると聞く。取材ランで走った第1回大会は、好天に恵まれ好調に写真撮影ができた。走り自体はアップダウンの続くコースもさほど気にならなくて、取材しなければベストタイム更新のチャンスだったと感じさせるものだった。
 うす曇り、気温6〜10℃、微風という好条件ならではのタイム更新の機会を取材にまわしたので、再度の挑戦も考えないわけでもない。昨年はマラソンを4回走って、ベストタイムは加賀健勝マラソンの4:0:43。このタフなコースでのベストタイムながら、サブフォーにならなかった。
 北陸3県の大会でサブフォー達成は、富山清流マラソン(5月)と九頭龍マラソン(11月)。加賀健勝マラソン(4月)はそのコースのタフさゆえか、寒い時期の走りこみ不足のせいか、なかなか難しい。3月の和倉マラソンを走った勢いがあって、もう少しというところになったと考える。
 年に4〜5回フルマラソンを走るようになって、年に1度はサブフォーをと考え、2009年は11月の九頭龍マラソンを予定していた。2003年ホノルルマラソンから数えて25回目となる。区切りの大会として4時間切りしたい。
 ところが、シーズンを迎えた9月初めに自転車(MTB)で転倒事故。続いて、10月には体調不良で緊急入院し、身動きできない2週間。マラソン大会どころか登山もゴルフもすべてキャンセル。やっと年末から走り始めることができた。1月末、ハーフの距離ではキロ5分30秒ペースになったが30kmや42kmでどうなるか、走りこみはこれからだ。かくして、和倉マラソン2010は見送りとなった。
やはり天候が心配な大会だ。
 この大会で心配なのは天気だ。この大会の前身のハーフマラソン大会でミゾレの中を取材ランした経験がある。折り返しまでを写真撮影したが、フィニッシュ時には手がかじかんで、靴紐に付けたチップが外せなかった。この大会では、好調に走っていたSさんが途中で棄権。身体を冷やしすぎたのが原因だ。雨具を付けていなかった。
 荒天のマラソン大会を数回経験したことで、気力を維持して走れるよう準備するようになった。体温調整を意識した重ね着をする。防風と雨に直接当たらないための雨具、保温のための長袖ジップシャツ、下には速乾シャツが基本。風向きや発汗に対応してジッパーを開閉して風の取り込みを調整をする。靴に工夫を加え手袋や耳カバーも準備する。登山で身に付けたノウハウだ。
 冷雨のマラソンは走りそのものに集中できるが、雨具や足元に気を使い風景を楽しむ余裕がない。まして写真撮影は雨粒がレンズにかかる、光量不足など条件がとても悪い。
 晴天になったら。。前回はシャープに撮れなかった北アルプスの遠望写真を狙いたい。このコースのねらい目は2つの橋(能登島大橋とツインブリッジ)と北アルプスの遠望だ。これにランナーを組み合わせる。コース全体は過疎の田舎道、早春で緑も少ない。沿道の応援も少ないなかで、給水所が変化をつけてくれる。これらは第1回大会で撮影してある。
 取材ランには交通規制はないが、車での取材では移動に制約がある。前半のコースとなる能登島に渡ると後の撮影ができない。後半のツインブリッジから田鶴浜の湾岸道路が取材の好位置だろう。外周の道路からコースにアクセスできる。北アルプスの遠望は高気圧の通過というさらに厳しい条件が加わる。前回は晴れてはきたが、空気の透明度が良くなく、北アルプスの雪山か雲か見分けにくいものだった。
 1週間前の予報では曇だったが、4〜5日前の予報から悪くなってきた。
 天気図や衛星画像を見ても好天は見込めない。ランナーの皆さんのために荒天の状況緩和を期待する。風を一番心配した。2つの橋が渡れない状況になったら、それこそハナシならない。
 所用もあり、撮影条件の悪さを理由に応援取材は中止とした。
【参考】当日の天気図で解説

フィニッシュタイムの分布グラフ
 当WEBサイトは、写真集で紹介している大会が近づくとアクセスが増えてくる。1月半ばに和倉マラソンのページの写真を追加し記事も更新しておいた。2月になると和倉マラソンのページの閲覧数が多くなった。
 大会前に走行マネージメントを準備することが大切です。写真集でコース情報をつかむことで余裕のある走りができます。特にエイドステーションの情報は大切。給食内容はポーチの中身を決めるのに重要です。今回は前回より充実しているようです。景色情報は、荒天ということで景色そのものも、余裕からも期待できなかったのでしょうか。
 北陸3県で2000人規模のマラソン大会が実現し、今回で2回目。どのように成長するか楽しみだ。完走者の時間帯グラフを制作しました。昨大会と比較できるようにしておきました。
 人数が1821人から2197人と376人増えています。分布の形から皆さんがシッカリ走っていることが伺えます。スタートした人数が分からないので、荒天によるリタイア人数は不明です。知人の中でも、名簿に名前があっても完走者リストにない人がいますので、荒天で参加を止めたのか途中でリタイヤしたのでしょう。
 今回のような荒天にはマラソンを何回か経験した人が耐力的(気力と体力)に有利となると思います。初マラソンで荒天の洗礼を受けると、いろいろ考えることが増えるでしょう。ぜひ良い方向に捉えていただきたいものです。
今回、エイドステーションが1ケ所増えた。
 荒天のエイドステーション。ボランティアの皆さんの苦労に感謝します。雨風への対応はされたのでしょうか。さて、今回のパンフレットを見ていて、エイドステーションの配置に変化があることに気づきました。前回11ケ所、今回12ヶ所(22km・28km・37kmエイドには軽食を準備)
2009年大会のエイドステ−ションの配置 2010年大会のエイドステ−ションの配置
地点 サービス内容
 5.3km W/SD/塩
10.3km W/SD/塩
14.2km W/SD/塩
18.1km W/SD/塩/飴・チョコ・バナナ・パン
22.1km W/SD/塩
26.3km W/SD/塩
29.1km W/SD/塩
32.3km W/SD/塩/飴・チョコ・バナナ・パン
35.3km W/SD/塩
38.0km W/SD/塩
40.1km W/SD/塩

地点 サービス内容
 5.3km W/SD/塩
10.3km W/SD/塩
14.2km W/SD/塩
18.1km W/SD/塩
22.1km W/SD/塩/飴・チョコ・バナナ・パン
  W/SD/塩
28.0km W/SD/塩/飴・チョコ・バナナ・パン
  W/SD/塩
32.3km W/SD/塩
35.3km W/SD/塩/飴・チョコ・バナナ・パン
38.0km W/SD/塩
40.1km W/SD/塩

 (表中の Wは水、SDはスポーツドリンク)※2010年大会は地図からプロットした。

東京マラソンも雨、琵琶湖マラソンも雨。。
 
 

 

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