走快:かなざわ市民マラソン2012 編集長の走り撮り写真集をお楽しみください。
開催日:2012年11月11日(日) 金沢市民マラソン写真集
掲載写真について 金沢中央走ろう会:編集長の走り撮り写真集

第19回かなざわ市民マラソン=秋の金沢。市街地中心コースを楽しみます。
 金沢で行われる市街地ランニング大会の締めくくりが、金沢市民マラソンです。2015年にはフルマラソンの開催を目指す金沢市。今回の大会は、その準備として、いくつか、変更が行われています。
 シリーズで掲載している当大会写真集。今回は大会事務局のお手伝いとして、10kmの部を写真取材しました。ミラーレス一眼カメラもデビューして、『金沢を楽しく走る』をテーマに沢山撮影しました。
掲載:2012/11/15|更新:2012/11/18
写真集 金沢市民マラソン2012 金沢市民マラソン2011 金沢市民マラソン2010 金沢市民マラソン2005
【大会案内(コースガイド)】   金沢市民マラソン2009 金沢市民マラソン2004
大会写真集をシリーズで掲載しています。お楽しみください。

 =撮影枚数:734枚=掲載枚数:XXX枚=
 ■スライドショー版写真集をお楽しみください。
 収録写真を一覧表にしてあります。
 写真の上にカーソルを置くと、キャプションが現れます。
 見たい写真を左クリックすると拡大表示します。
 拡大写真の左側・右側を左クリックし、切り替えます。
 移動操作は、項目ごとに区分してあります。
走快:石川門下〜広坂。
 今大会の撮影は、大会事務局のお手伝いも兼ねています。大会事務局からの依頼趣旨は、金沢らしさの風景を背景に楽しく走るランナーを撮ってほしいというもの。これは編集長が常に意識しているテーマでもあります。背景はどこが良いか。どう写しこめばよいかを構図として頭の中に組み込んでいます。それにランナーをどう撮り込むか。笑顔があれば最高です。こうして撮影した中から、作品を制作します。その一部をWEBに掲載しています。その写真集をご覧になっての依頼です。
 百万石の城下町を走る。晩秋を走る。石川門を背景に先導車を組み入れた写真を撮るには、指定席があります。ここで、ランナーの列を待ち受けます。
 先導車の後方にバスが走っています。ア〜ア。先導パトカー後ろにもう1台のバスも見えます。重ならなければよいがと思いましたが、どうにもなりません。撮影の位置でバッチリ重なってしまいました。こんなこともあるのです。先頭はダントツの速さ。後続が見えません。 
【編集長メモ】会場に戻って、完走記録をみると、1位は31:31、2位は32:49。その差は1:18でした。
撮影ポイント

走快:広坂〜市庁舎(給水所)。
市役所前に設けられた給水所
市役所前に設けられた給水所
広坂から香林坊までの区間は街路樹の紅葉を楽しめます。市庁舎前の給水所で水分補給できます。これまで市民マラソンではコース途中での給水所はありませんでした。2015年新設の金沢マラソンに備えての練習(?)として設けられました。シッカリ撮影します。

走快:香林坊〜片町〜犀川大橋。有松交差点〜競技場入口。=一部掲載=
●片町〜犀川大橋
●泉1丁目バス停
●有松交差点
●グランド口
 香林坊〜片町〜犀川大橋は、商業地区。金沢の繁華街だ。ランナーの横を車が走り抜けていく。この時間帯は、ランナーの列も細く、ユックリ(失礼)ランニングを楽しむ皆さんです。追い越したり撮影するときに『しっかり走っているよ』とか『笑顔で走ろう』などと応援します。歩いたりしていると、カツをいれるような応援もします。その後、シッカリ走りとおしてフィニッシュしていたので、一息いれていたのかも知れません。
 ここでの撮影スポットは犀川大橋。この橋は、犀川に架かる橋で一番の風格を持つ。ランナーを取り込んだ写真を狙う。

【脱線:橋談義】犀川大橋の撮影に寄せて
 犀川の河川敷をランニングやMTBの常用練習場としている編集長。そこに架かる橋は大切な道標だ。大御所は犀川大橋。この鉄橋は、風雪に耐えた貫禄を見せる。マラソン写真集で一番撮影しているのが御影大橋。ランナーの背景にスマートな橋が効果的だ。雪吊橋も形そのもので絵になる。
 桜橋からの眺めも楽しめる。桜橋の欄干のピンク色も、桜の時期にみると面白い。真横から見たのでは気づかないが、並んだ縦棒が重なる方向から眺めるとピンク色が際立ってくる。
 自宅から犀川河川敷に下るときに使う上菊橋も好きな橋のひとつだ。MTBでの帰路には、橋のベンチで一服することが多い。上流方向の見晴らしが良い。犀川の流れと医王山など四季の変化を楽しむ。健康ランニング大会の大切な背景となっている。
犀川大橋 桜橋 御影大橋
上菊橋 大豆田大橋 雪見橋
写真集『編集長のお薦めランニングコース』写真集『桜と橋』

フィニッシュ会場。表彰式。

走快。3kmの部
笑顔でフィニッシュ。
3kmの部。一生懸命に走って。笑顔でフィニッシュ。

走快。市民マラソン大会を楽しみました。

【編集長レポート】
今大会の撮影は、大会事務局のお手伝いも兼ねています。
編集長の走り撮り写真集をお楽しみください。
大会のスタッフジャンパーを着用して撮影を行いました。
大会の写真集はスライドショー形式で掲載します。
 第19回かなざわ市民マラソン大会の写真集はスライドショー形式で掲載します。
 スライドショー用の写真集は1920×1080ピクセルのハイビジョン画面サイズで制作します。これを大画面のテレビで鑑賞すると、細部もくっきり、迫力も出て結構楽しめます。会の行事などで映写利用します。
 WEB版は、今回、720×405ピクセルとしました。
 今大会の撮影枚数は738枚(昨年は387枚)。シリーズで撮影・紹介している大会です。大会事務局の撮影依頼も受けており、ストーリーや狙いの構成もあるので、撮影枚数が多くなっています。
 ストーリーにそったもの、雰囲気のあるものなどが掲載候補になります。金沢市民マラソンのページは多くの方に閲覧いただいています。なるべく早く掲載したいと編集を進めています。ページの主要な骨格がまとまりましたので、第1弾としてアップします。
 制作・加工する枚数が多いので、編集したものから順次掲載していきます。
 写真集『かなざわ市民マラソン』シリーズと合わせてお楽しみください。
写真集『金沢市民マラソン』
金沢らしさを撮りこむ。
 大会事務局からの依頼趣旨は、金沢らしさの風景を背景に楽しく走るランナーを撮ってほしいというもの。これは編集長が常に意識しているテーマでもあります。背景はどこが良いか。どう写しこめばよいかを構図として頭の中に組み込んでいます。それにランナーをどう撮り込むか。笑顔があれば最高です。こうして撮影した中から、作品を制作します。その一部をWEBに掲載しています。その写真集をご覧になっての依頼です。
撮影スポット(10kmの部)をどこにするか。
 編集長の撮影スタイルは、写真集をご覧になれば分るように、コース上の撮影スポットを巡りながら行うものです。時にランナーと並走しながら撮ることも多くあります。ランナー目線を大切にしています。
 フルマラソンでは大会参加して、走りながらの撮影が基本スタイルですが、10kmの大会では、そうはいきません。MTB(自転車)でランナーを追い、近道を使って先回りするなど撮影時間を確保することが大切です。
 『金沢らしさ』は、兼六園下〜広坂(金沢城・兼六園・市庁舎)、香林坊〜片町(商業地区・犀川大橋)地区が必須です。これに晩秋の雰囲気を取り入れます。『台地を走る』をイメージするには坂と川を組み込みます。寺町〜下菊橋の下り坂は、緩やかなカーブにランナーの列が撮り込めるポイントです。兼六坂も候補ですが、車道の横断など撮影の難しさがあります。兼六園を背景にしてもあまり写りの良いものになりません。広小路〜有松は緩い勾配、有松〜グランド口までの上りも狭くて景色が面白くありません。
 川は下菊橋と犀川大橋の2つを渡ります。下菊橋は医王山を背景に大きな空間を演出できます。犀川大橋は橋そのものが存在感をもっています。構図を決めて、ランナーを撮り込みます。
 撮影ポイントとランナーの通過に合わせた撮影の所要時間とポイント間の移動は昨年の撮影記録グラフにまとめてあります。
撮影ポイント
 このグラフはトップランナーと最後尾の通過タイムを、完走タイムから平均化して線引きしたものです。各撮影ポイントでのランナーの列のどの位置を撮影しているかを把握できます。また、交差点などのランナーの通過に伴う交通整理の状況や沿道での応援の時間帯もみることができます。
 私は、このグラフを頭の中にイメージしながら撮影しています。2011年大会は、城南通りの通過と広坂・市庁舎の給水所を重点に撮影しています。他の撮影ポイントへの移動もあるので、結構、体力勝負の撮影になっていることが分かると思います。
 これを参考に今回の撮影計画を準備します。
 今回は、下菊橋の撮影を外し、金沢城を最初の撮影ポイントとしました。移動時間だけを考えると、下菊橋で先頭グループを撮影後、犀川沿いに桜橋〜広坂に近道すれば間に合います。余裕をもって撮影するため、市庁舎前の給水の準備状況を取材してから石川門前を通過するランナーを迎えることにします。 
撮影開始。心配した天気も何とかなりました。
 この大会は開催時期の季節柄、好天があまりありません。今回は心配した雨も、大会中は持ちそうな様子です。それでもカメラの防水対策や雨具をリュックに入れておきます。移動にはMTB(自転車)を使います。自宅から城南通りに出て、寺町〜下菊橋へと、コースの準備状況を見ながら走ります。
 下菊橋南詰めでは寺町町内会のみなさんが応援の横断幕を張るところ。選手の目線を考えて、設置位置をアドバイスしました。広坂の庁舎前で給水ボランティアのみなさんの準備状況を撮影します。広坂交差点では、兼六園の雪吊がみえません。まだ支柱しか立っていません。これがないと兼六園は様になりません。石川門前を通過するランナーの撮影ポイントを確認してから、市役所前(給水所)にもどりMTBを停めます。ここからは、ランニングを交えての撮影開始です。軽ジョグで、石川門下へ移動し、ランナーの到着を待ちます。
 お堀通り〜広坂〜市役所前と移動しながらランナーを撮影します。給水所を撮影後、MTBに乗り、裏道を片町交差点に向かいます。香林坊〜片町のコース沿いは応援も多く、車道を走るのは危険です。
 犀川大橋で撮影する頃はランナーの列は細くなっています。選手を応援・撮影しながら、フィニッシュ会場に向かいます。 
ミラーレス一眼カメラの登場です。
 撮影には最低3台のカメラを準備します。主カメラはデジタル一眼レフカメラ、予備のコンパクトカメラは普通型と防水型の2台です。故障対策もありますが、天候の悪化に対する備えも大切です。小降りの雨には一眼レフカメラ用の防水ケースを自作し、便利に使っています。大雨には、防水カメラだけで対応します。
 今回は、主カメラとしてミラーレス一眼を加え、2台を首にかけての撮影です。防水型コンパクトカメラを予備としてウェストポーチに入れます。
 私の撮影は、大型テレビ画面で鑑賞する作品(1920×1080)を最終形としています。撮影時の画像サイズは横幅3000ピクセル程度・ノーマル画質で設定します。印刷にはA4サイズまで対応できます。
 画質的にはコンパクトカメラでも充分ですが、移動しながらのスポーツ写真では操作性が最重要です。コンパクトカメラの電動ズームは構図とりに時間がかかります。ファインダーがないので、確認画面から撮影画面の切り替え時間も必要です。操作性は一眼レフが一番。使い出したらやめられません。欠点は重いこと。
 今回、大会事務局の画像利用はプレゼンテーション用(パワーポイント)とのことでした。これだけなら、いつも制作している作品で充分対応できます。印刷利用には撮影画素数を上げて対応することになります。予備機のコンパクトカメラの受像素子は小さいので、これに代わる高性能の軽量カメラとして、秋からミラーレス一眼を準備しました。撮影素子が一眼レフよりも少し大きめと逆転したのは、購入時期によるものです。
 ランナーの列を撮影するとき、脚立を使い撮影位置を高くとることで、奥行き感のでる構図を撮影できます。移動しながらでは、脚立を使えないので、カメラを頭上に持ち上げて見当をつけて撮影します。ミラーレスでは撮影画像面を傾斜させることができるので、構図を決めながら撮影できます。低い位置からの撮影も同様です。なんといっても、電動ズームが手動ズームになること。構図の決定が迅速です。
 参考までに、一眼レフカメラの重さは870g、ミラーレスは530g、防水型コンパクトは200g。リュックにはカメラの防水装置や緩衝材、雨具や携帯傘、飲み物・軽食・着替え等を入れています。MTB(自転車)で移動し、時にランナーと並走します。試してみませんか。
Sさんからうれしい報告。
 会場の撮影をしているとSさん(一般女子50歳以上5kmの部に出場)が声をかけてきます。編集長のランニング・レッスンのおかげで、楽に速く走れるようになって、入賞が2回も続いている。との嬉しい報告です。
 昨年秋、大会の合間に、ランニングのワンポイントアドバイスをしました。今年の夏、それを意識した練習に取り組んでいると聞いていましたが、今回の話では、通っているジムで、教えられた走り方をするには、どの筋肉を鍛えたらよいのかをトレーナーに相談したそうです。そして、マシンを使って練習。その成果が秋の大会で現れたのです。走りを磨くのに年齢は関係ありません。取り組む姿勢が素敵ですね。
【参考】編集長のマラソン講座=芝生丘陵公園で走技術をアップ 

編集長のマラソン写真集金沢市民マラソン写真集金沢市民マラソン:コース案内

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■■大会資料■■
 金沢市民マラソンの大会結果・気象データ。・WEB編集メモなど=制作中=

大会資料:完走者・気象データ
部門 【2012大会】 実参加者 フィニッシュ
10km 14部 高校生男子 10km   30
  27部 一般男子(39歳以下) 10km   491
  28部 一般男子(40歳〜54歳) 10km   493
  29部 一般男子(55歳以上) 10km   249
  30部 一般女子(34歳以下) 10km   93
  31部 一般女子(35歳〜49歳) 10km   120
  32部 一般女子(50歳以上) 10km   78
   10kmの部計 1574 1554
5km 12部 高校生男子 5km    
  13部 高校生女子 5km    
  21部 一般男子(39歳以下)    
  22部 一般男子(40歳〜54歳) 5km    
  23部 一般男子(55歳以上) 5km    
  24部 一般女子(34歳以下) 5km    
  25部 一般女子(35歳〜49歳) 5km    
  26部 一般女子(50歳以上) 5km    
  5kmの部計 369  
3km 1〜11部・15〜20部・33部:3kmの部計 1864  
  合計 3807  
【出典】実参加者数は大会事務局から、完走者数は完走記録集から。

金沢 2012年11月11日(1時間ごとの値):アメダス
天気 日照
時間
気温 湿度 降水量 風速(m/s)・風向
(℃) (%) (mm) 風速 風向
6 薄曇 0 10.0 76 -- 4.3 東北東
7   0  9.9 76 -- 5.5
8   0 10.4 73 -- 4.7
9 0 111 71 -- 3.9
10   0 11.8 69 -- 3.5
11   0 12.3 71 -- 1.3
12 0 13.5 70 0 2.6 東北東

撮影スポット(10kmの部) ※開催年により、コースが変更されています。
競技場 城南通り〜下菊橋〜笠舞 石引〜広坂 香林坊〜片町 犀川大橋〜広小路〜有松 競技場口 競技場
2012年 広坂市庁舎 香林坊〜片町 犀川大橋有松 競技場口 競技場
2011年 城南下菊橋笠舞 広坂市庁舎 片町 犀川大橋有松 競技場口 競技場
2010年 競技場 有松 競技場口 競技場
競技場 城南通り〜下菊橋〜笠舞 石引〜広坂 香林坊〜片町 〜鱗〜笠舞〜下菊橋〜泉ケ丘 競技場口 競技場
2009年 城南下菊橋 香林坊片町 笠舞泉ケ丘 競技場
2005年 競技場 下菊橋 広坂 笠舞 競技場
2004年 寺町〜下菊橋 寺町〜下菊橋
撮影ポイント

撮影の時間帯
晩秋は、ランナーにとっては、一番走りやすい季節。
金沢城周辺を走る秋の大会を撮影する。金沢市民マラソンは、季節柄、天候不順もあるが、太陽角度が低いことから、光量が少ない。写真は光の芸術だ。撮影に苦労する、一番の問題だ。