編集長のマラソン写真集 北陸3県のマラソン大会:写真集
走快:富山清流マラソン2008 とやま清流マラソン写真集

第6回とやま清流マラソン
富山県で開催のフルマラソン
写真集大会資料取材レポート
2008.05.18
=写真マラソン2008=
速報掲載:2008/05/19
記事更新:2011/04/18
『とやま清流マラソン』写真集をお楽しみください。
大会実行委員長の小路さんと(スタート前)

写真集 とやま清流マラソン2019 とやま清流マラソン2017 とやま清流マラソン2015
参考写真集『桜並木と立山』 とやま清流マラソン2006 とやま清流マラソン2007
とやま清流マラソン2008 とやま清流マラソン2009 とやま清流マラソン写真集
とやま清流マラソン写真集のシリーズです。お楽しみください。

連続3回目の参加。快晴の大会となりました。
新緑の桜並木を走ります。
 富山県内で開催される唯一のフルマラソン大会です。制限時間が7時間とゆるいことから、参加し易い大会です。今回で3回連続の参加です。初回の2006年は北陸3県のフルマラソン取材シリーズ完結編として、コース紹介を軸に撮影ラン。2回目の昨年は、雨模様でもあり、カメラを置いて、サブフォーを狙いました。気温が10〜12℃と好条件だったことから、後半も快調に走れ、3時間52分17秒。これは、私のフルマラソンのベストタイムとなっています。
 今回は快晴、気温も19〜22℃と高めなので、タイムの更新は横に置いて、取材ランとしました。昨年からコースの一部が変更されました。河川敷の未舗装部分を走らなくしたのです。走路情報をカメラに収めようと考えています。
 取材テーマはいつもの『ランナーの笑顔』です。194枚の撮影でした。前回の写真集と合わせてお楽しみください。

応援とエイドの笑顔を撮影 写真集
スタート。神通川の河川敷コースへ。 【写真の番号表示】005(09:25)=写真整理番号(時刻)
とやま清流マラソン。スタートです。
(09:00)_スタートは、いきなりの下り坂です。フィニッシュはこの坂を上ることになります。
(09:00)
とやま清流マラソン。42.195kmが始まります。
河川敷からサイクリングロードに上ります
ここから桜並木の土手を周回します。
8484(09:__)Z地点。ここから桜並木の土手を下り、河川敷へ。
Z地点などコースをアップダウンするところは、撮影のポイントです。
第1給水所
折り返しのランナーとの対面走行が始まります。 第1折り返し点です。
撮影しているとSさんに追いつかれました。ここからしばらく一緒に走ります。
Z地点に戻る。 Sさんと同じピッチでも私の方が速いのです。
Sさん曰く、編集長のストライドは大きいのネ。練習の成果です。
笑顔に会いました。
先ほど河川敷広場から上ってきた地点です。
大会会場の『自然ふれあい学習館』を望みながら走ります。正面は西神通橋。
応援(南側パークゴルフ場)
休憩所前の応援(北側パークゴルフ場) 西神通橋の下を通過します
第2給水所。ここでは毎回、児童のボランティアがある。 (9:44)スタートから44分。ここでの給水が後に効く。
ズラリと並んだ給食。たくさん食べてください。
給食を摂るランナーたち。
神通川の流れを楽しみながら走る。立山連峰もボンヤリと見えてきました。
Mさんの力走です。
献血ランナーのNさん。元気に走っています。
Mさん。私を見つけてビックリなの、ニッコリなの。
走快。。。正面のテントは第3給水所。もうすぐ第2折り返し地点です。
 第2給水所から第3給水所までの堤防は南北に伸びるほぼ直線コース。変化が乏しいので2周目以降は少し飽きがくる感じ。そこをシッカリ走らないといけないのがマラソンだ。
第2折り返し地点。ここで周回チェックの輪ゴムを受け取ります。
もと来た道をもどります。後続のランナーが続きます。
第2給水所で一服します。
堤防から河川敷に下りる。テントは第2給水所。 給水所からは、桜並木の堤防に上る。
新緑の桜並木を楽しむ。私は、この方向(南側)に向かうときが何故か気持よく走れるのです。。
いつものカメラマン(?) あと1kmの表示。3周目に使うものです。
休憩所前の応援(北側パークゴルフ)
ここから河川敷に下りて、スタート地点に戻ります。
この斜路を気持よく下ります。
堤を走るランナー。こうしたアングルで撮影できるのは斜路の部分になります。
駐車場を横切って。。西神通橋の下をくぐる。
スタート会場の下に戻ってきました。ここで1周(14km)。あと2周します。これからがマラソンの本番です。
ここでの応援が一番ニギヤカ。大会委員長も拍手で応援。私は、ここでカメラを車に置いてランに専念します。
8599(14:02)楽しく走りました。会場での最後の一枚。雪を冠った薬師岳が見えます。

大会資料
フルマラソン参加者記録

 参加人数

男子:412人 出場:

 (国内申し込み)

女子: 95人 完走: 424人
気象条件(富山市:アメダス)
 2008/05/18_北緯:36度42.5分_東経:137度12.1分
時刻 気温℃ 湿度% 風速m/s 風向
9:00 19.0 59 2
10:00 19.7 59 4 北東
11:00 20.6 56 3 北北東
12:00 20.4 59 3 北北東
13:00 21.5 55 3 東北東
14:00 21.4 58 4 北北西
15:00 20.2 65 3 北北東
コース図
富山清流マラソン:コース地図
パンフレットや当日配布のプログラムに記載された地図を距離感を調整して編集したものです。
2007年大会からこのコースに変更されました。

スタート前:笑顔のランナーなど
2回目の取材ラン
 今回の撮影はスタート前:46枚。コースで120枚。フィニッシュ後:28枚の計194枚でした。
 コース変更箇所や、一昨年で撮影できなかったところを中心に撮影しました。
 東側の北アルプス(劔岳〜立山〜薬師岳)はかすんでいますが、山を確認することはできました。
8430 8431スタート広場
8434スタート広場 8437スタート前


編集長レポート
とやま清流マラソンを取材しよう(写真集2作目)。
 『写真マラソンシリーズ』は石川県の大会を中心に紹介しています。フルマラソンは北陸3県で開催される大会に枠を広げて編集しています。複数回参加しているので、最新の写真を組み込んでランナーの皆さんの利用に役立てたいと整備しているところです。、
 とやま清流マラソンは富山県内で開催される唯一のフルマラソン大会です。制限時間が7時間とゆるいことから、参加し易い大会です。
 今回で3回連続の参加となりました。初回の2006年は北陸3県のフルマラソン取材シリーズ完結編として、コース紹介を軸に撮影ラン。
 2回目の昨年は、雨模様でもあり、カメラを置いて、サブフォーを狙いました。気温が10〜12℃と好条件だったことから、後半も快調に走れ、3時間52分17秒。これは、私のフルマラソンのベストタイムとなっています。
 今回は快晴、気温も19〜22℃と高めなので、タイムの更新は横に置いて、取材ランとしました。昨年からコースの一部が変更されました。河川敷の未舗装部分を走らなくしたのです。走路情報をカメラに収めようと考えています。
 取材テーマはいつもの『ランナーの笑顔』です。194枚の撮影でした。前回の写真集と合わせてお楽しみください。
編集長のフィニッシュタイムは4時間18分43秒。
とやま清流マラソン。新緑の桜並木の土手を走る 4月の加賀健勝マラソン後、5月にマラソンに挑戦する会・富山清流マラソンとフルマラソン3本を続ける春シーズン最後の大会です。
 3連続マラソンも3年目となりました。この大会の初参加は2006年。取材目的で、4時間18分54秒。翌2007年は、記録に挑戦で、3時間52分17秒。フルマラソンのベストタイムです。
 今回は、天候が良いので取材ラン。コース3周のうち、最初の1周をカメラ携帯で走ることにします。北アルプスが望めると良いのですが。
新緑の桜並木の土手を走る。
 大会のコースは楕円形の土手に囲まれた部分と川沿いの土手とを組み合わせた変化のある楽しい設定です。一昨年は、スタートの土手から河川敷へ下りたら、楕円形の土手下を4分の1周してからその土手(Z地点)に上がりました。河川敷広場で砂利道を走る個所がありました。
 昨年は、この砂利道部分を外した変更で、自然ふれあい学習館下のパークゴルフ場の近くまで戻って楕円形の堤防に上り、半周してZ地点を下りて第一折り返し点まで向かいます。今回は昨年と同じコース設定です。
 コースのうち土手(サイクリングロード)の桜並木は、新緑の木陰トンネルを提供してくれます。風を受けてのランニングはとても気持ちが良く、ペースを維持させてくれます。適当なアップダウンがあるので、3往復の気持のダレを補ってくれます。
食材が豊富なエイドステーション。
美味しい果実が並んでいます。
 エイドステーションは私の主要な取材テーマです。
 この大会のエイドは食材が充実しています。私のウェストポーチも、いつもより軽くなっています。
 私は、グレープフルーツ・オレンジ・レモン・バナナ・梅干と果実を中心に摂ります。
 2周目あたりから、当地の名物、鱒寿しがエイドに並びます。係りの人から『楽しんでいってください』と声がかかります。
 シッカリ撮影しました。
立山連峰は霞んでいますが眺めることができました。。
 山好きの私は、富山に来ると立山連峰の眺望を楽しみにしています。2004年に劔岳、2005年に立山〜薬師岳と登っていますので、なおさら身近です。また最近は毎年、立山に登っています。
 立山は会場から真東の方向になります。劔岳・立山から薬師岳へとつながる山脈を一望できる絶好のロケーションなのです。その一方、この付近から立山の遠望を撮影するには、太陽の位置やかすみがかかるなど、光の条件が良くありません。条件次第ですが、走りながら『どの位置が良いだろう』と考えるのも楽しい時間です。
 今回は、3回目にして、クッキリとはいきませんが山並みを認識できそうです。かかっている雲が動いたらと最後までカメラを手に持って走りましたが、残念ながらコースからは顔を見せてはくれませんでした。
 フィニッシュ後、自然ふれあい学習館から薬師岳が白っぽくを眺望できる写真を撮れました。

シッカリ走ろう。練習のデータを紹介します。
 第1折り返し点で撮影しているとSさんに追いつかれました。ここからしばらく一緒に走ります。Z地点に戻って撮影。同じピッチでも私の方が速いのです。Sさん曰く、『編集長のストライドは大きいのネ』。こんな言葉を聞いたのは初めてのことです。
 5月の連休前に読んだ本を参考に、シッカリ着地して跳ぶイメージを持ちながら走るようにしています。チョコチョコ走りから歩幅を広げた走りに変えることでエネルギー効率を上げるのが狙いです。
 Sさんの言葉で嬉しくなって、練習コースでスピードを変えながら、1kmのタイムと歩数を計測します。それを走る速さに対応したピッチとストライドのグラフにまとめてみました。
マイペースの5分30秒/kmでのピッチは165/分、ストライドは110cmでした。5分0秒/kmでのピッチは171/分。ストライドは117cmです。1kmを30秒速くするとピッチはは6歩/分、ストライドは7cm伸びるのです。
ランニングは跳びながら進む運動。シッカリ跳び、前進力を使ってストライドを広げる。
 棒高跳びの選手は跳躍の踏み込む時に一本の棒のようにまっ直になる。体重を一点に集中することで、その反力を最大にして跳ぶためだ。ランニングでも着地の瞬間にもう一方の足を引き付けて一本の軸になっている状態が一番大きな反力を得ることができる。そう簡単に理想どおりにはならないが、イメージとしては大切なヒントだ。
 歩幅を広げるには前に足を蹴りだして股を広げることをイメージするがこれは歩く時のこと。また引っかくように地面を蹴ることを意識するのも、4時間ランナーには不要。足を広げる動作で、跳ぶ力を殺してしまう。垂直に跳ぶイメージが大切だ。前進する力が働いているので、シッカリ跳んだ分だけ歩幅が広がる。
 前進する力はお腹を前に突き出すことで調節できる。数センチの範囲であるのに、速くも緩くも調整できる素晴らしい仕組みだ。お腹を前に出すとそのバランスを維持するために足が前に出る。どんどん速く走ることになる。足の回転が追いつかなくなると出したお腹を少し戻して自分の走れる速さに落ち着かせる。この簡単な仕組みを理解したことで、速度コントロールの妙を楽しむことができるようになった。
 これを体感・実行していたことで、軸をつくってシッカリ跳ぶことの意味が理論的に理解できる。前進する力と上に跳ぶ力の合成によって、ストライドを大きくすることができる。
 ランニングを楽しむためには、傍目から見られてシッカリ走っているようにしたい。少なくともチョコマカ走りからは卒業したい。気持よく走る、健康ランニングの条件だ。苦しそうなのは最悪と考えている。欲がでてきて、サブフォーを狙う。高齢で始めたマラソン。馬力アップは望めないので効率的な走りで挑戦するしかない。ピッチ走法は、歩数のぶんだけエネルギーを使う。すこしでもストライドを広げて消費エネルギーを減らしたい。そのために違う筋力を使う練習が必要だ。
 身体を一本の軸にして跳ぶ。ランニングは足を交互に前後しているのでクロスする瞬間がある。この時着地すれば軸は一本になるが、実際にはできない。着地してからもう一方が追いつき追い越していく流れになっている。気持ち的には、着地した瞬間にもう一方を引き付けるイメージ。この引き付けを意識して練習する。最初は長い距離をこなせないが、繰り返しの練習で身体をつくっていく。この走り方は走る速さに関係なく行う。クーリングダウンのスロージョグでも意識して行う。走る基本は跳ぶことにある。
 以前、ゆっくり走れば速くなる。という本があった。『ゆっくりをシッカリ走る』ことが理解できなかったが、多分このことだと思う。
 この練習で、坂道が楽になった。
 参考書では『乗り込んでいくようなイメージ』の走り方が紹介されている。
 ランニングフォームを研究するようになったのは宝達山マラソンがキッカケだった。その練習で医王山の山道をラン。下り坂で関節を痛めた。沢山の本を読んだが、なかなか納得のいくものにならなかった。2008年の5月に3冊の本を読み、それらを合成して理解したのが上記の考え方だ。
 着地時にもう一方の足をひきつけることで、衝撃を前に逃がすことができる。フォームつくりに坂道での練習が効果的とあるが、このことだ。
 練習コースには坂を組み込んでいる。特に上辰巳からの復りの坂道は恰好のスピード練習だ。フォームと速く走る筋肉をつくることができる。
 マラソン大会での坂道で走っていても、上り・下りともに強くなったように思う。上りでは若いランナーを追い越すことは無理だが、下りではスーと追い越すことができる。

写真特集とやま清流マラソン:写真集

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