走快:富山清流マラソン2019
開催日:2019年5月19日(日) 富山清流マラソン:写真集
編集長のマラソン写真集

【目次】 とやま清流マラソン2019大会写真集(SS版)練習記録・大会資料

快晴。立山連峰もよく見えます。またもや猛暑の撮りランとなりました。
猛暑の大会となりました。ずっと立山連峰を眺めながらの撮影ランを楽しみました。
第16回とやま清流マラソン(2019.05.19
 2006年大会から参加している。立山連峰を眺めながらマラソンを楽しむ。剱岳〜立山〜薬師岳へと連なる稜線を歩いています。北アルプス好きの編集長のお気に入りのマラソン・コースです。好天時はカメラを持って撮影ラン。雨が降れば記録を狙う。毎年参加を決めていたが、2011年から、ゆーりんピックの大会日程と重なってしまい、役員対応で連続6回の欠席となった。2015年の金沢マラソン新設で、マラソン熱が再燃。70歳を機に春のマラソン大会も組み込むことにした。1年おきに大会参加と役員を切り替える選択だ。
 2007年大会=62歳でベストタイム=3:52:17。2015年大会=70歳の目標は5時間切り。再参加した70歳以降の出場大会(2015年・2017年)はいずれも25〜30℃の高温レースとなった。暑熱順化する前の時期、高齢ランナーにはキツイ条件となっている。私の体調で狙えるのは15℃前後まで。
 さて今大会(2019年)も前日の天気予報では、25〜28℃。快晴。42kmの距離に不安はないが、途中でケイレンがくるのは確実だ。今回も4時間台で走りたいとの機会は逃げていった。せめて6時間だけは切りたい。快晴の分、北アルプスの眺めも楽しめる。
 最初の2kmまで、一眼レフ・カメラを使用。撮影ランは順調だ。コンパクトカメラに持ち替える。20km位から、脚にケイレンの気配。歩きを交える。ペースが下がって、ランナーの列も少なくなり、撮影機会も減る。それでも、手に持つカメラがまったく苦にならなかった。
 私の撮りランの楽しみは、同じペースで走るランナーとの会話。声掛けし、桜並木・立山・神通川などを背景にシャッターを切る。フィニッシュ後も最終ランナー(制限時間)まで会場に残り、会話した人の撮影をします。宮崎県から連続13回参加のTさんや、顔なじみのRさんなど。かっての職場仲間のIさんとも2年ぶりの再会でした。
掲載:2019/05|更新:xx/xx 

【目次】 とやま清流マラソン2019大会写真集(SS版)練習記録・大会資料

今回は好天というより、気温27℃を越す猛暑の大会。撮影ランを楽しんだのは1周目まで。
とやま清流マラソンの参加記録写真集も参照ください。

写真集 とやま清流マラソン2019 とやま清流マラソン2017 とやま清流マラソン2015
参考写真集『桜並木と立山』 とやま清流マラソン2006 とやま清流マラソン2007
とやま清流マラソン2008 とやま清流マラソン2009 とやま清流マラソン写真集
とやま清流マラソン写真集のシリーズです。お楽しみください。

コース地図を参照しながら大会報告をお楽しみください。→

とやま清流マラソン2019 写真集
開会式 
競歩の山崎選手と司会アナウンサー
9:00。スタート。
北アルプスの山波を楽しむ=剱岳・立山・薬師岳
桜並木の土手に入ります。
桜並木を走る
猛暑の大会です。シッカリ給水補給しましょう。
立山連峰と薬師岳。神通川の清流。猛暑でなければ気持ちの良いランニングですが。
炎天下の長い土手のランニングです
下流側の折返し
炎天下の長い土手から、桜並木路の木陰ランへ。
10:38。桜並木から望む立山。弥陀ヶ原もシッカリ見えます。
宮崎県から連続13回参加のTさん(左)は、いつも笑顔ラン。
なんとか6時間をきってフィニッシュしました。
宮崎県のPRランナーTさんフィニッシュ。
宮崎市から参加のTさん2009年大会のTさん。13回連続参加。
 宮崎市から参加のTさん。宮崎県のPR隊長さんです。2周目の上流折返しで、ケイレン対策の漢方薬をいただきました。終始笑顔で走るのは私のスタイルと同じもの。
 連続13回の参加ということは、2007年大会から。私は2006年大会から参加です。2009年大会の写真集にTさんを紹介していました。
制限時間9分前。Rさんのラストスパート?。野尻あずささんと愛犬が応援ラン。
野尻あずささん。別の大会行事を終えて、応援に来場。野尻あずささん
 2017年大会のゲストランナーが野尻あずささん。元クロスカントリースキーの選手。マラソンで活躍中です。いつも愛犬と一緒。
 金沢中央走ろう会では、今年夏の市民ジョギング教室の後半に。クロスカントリー教室で指導をお願いしています。私の日常トレーニングはクロスカントリー走の要素をとりいれています。8月にお会いするのが楽しみです。

編集長の参加記録
下流側の折返し点。北アルプスを背景に。

清流マラソンの記録。サブフォー狙いから、サブファイブへ。年齢と猛暑の壁が高い。
 私のマラソン挑戦は58歳のホノルルマラソンから。3シーズン目から4時間前後の記録がだせるようになった。64歳で内臓疲労による緊急入院を経験してから、練習を控える。しばらく様子を見ながら練習を再開、3シーズンぶり=67歳の撮影マラソンで4時間36分。無理は禁物だが、まだまだ走れることを実感した。
 2006年大会から参加している。立山連峰を眺めながらマラソンを楽しむ。登山好きの編集長のお気に入りのコース。好天時はカメラを持って撮影ラン。雨が降れば記録を狙う。毎年参加を決めていたが、2011年から、ゆーりんピックの大会日程と重なってしまい、役員対応で連続6回の欠席となった。2015年の金沢マラソン新設で、マラソン熱が再燃。70歳を機に春のマラソン大会も組み込むことにした。1年おきに大会参加と役員を切り替える選択だ。
 62歳でベストタイム=3:52:17。70歳の目標は5時間切り。再参加した70歳以降の出場大会(2015年・2017年)はいずれも25〜30℃の高温レースとなった。暑熱順化する前の時期、高齢ランナーにはキツイ条件となっている。私の体調で狙えるのは15℃前後まで。
 さて今大会(2019年)も前日の天気予報では、25〜28℃。快晴。42kmの距離に不安はないが、途中でケイレンがくるのは確実だ。今回も4時間台で走りたいとの機会は逃げていった。せめて6時間だけは切りたい。快晴の分、北アルプスの眺めも楽しめる。
 最初の2kmまで、一眼レフ・カメラを使用。撮影ランは順調だ。コンパクトカメラに持ち替える。20km手前から、脚にケイレンの気配。歩きを交える。ペースが下がって、ランナーの列も少なくなり、撮影機会も減る。それでも、手に持つカメラがまったく苦にならなかった。
 近年の大会経過と体調から、目標を設定する。気温が20℃を越すことから、5時間半の走力を確保したい。25℃を越せば6時間切りを目標とする。74歳の練習は、走ることよりも疲れの抜けがスッキリしないのが課題となっている。42kmに耐えれる脚つくりは準備しようと練習計画を立てる。30km走・1日42km走が思うようにこなせなかった。
 前日の天気予報では暑い日になる。前回(2017年大会)では痙攣で35分の休憩をいれた。二の舞いにはしたくない。ペースを落として、痙攣しそうになったら早めに、歩きを交えて対応する。6時間は切りたい。

春の真夏日マラソンで脚にケイレン。2回連続で歩きを交えて完走。
【2019年大会の走行記録】
春の真夏日マラソンで脚にケイレン。歩きを交えて、6時間切りに徹する。
 2019年大会も暑い日となった。前日の天気予報で、25〜28℃。快晴。42kmの距離に不安はないが、途中でケイレンがくるのは確実だ。どこで始まるかは走ってみてからだ。最初の2kmまで、一眼レフ・カメラを使用。撮影ランは順調だ。途中でコンパクトカメラに持ち替える。撮影ランで、キロ7分ペース。主要な撮影はコース1周分=14kmまで。2周目からは、好チャンスを撮影する。2周目の桜並木の土手の辺りから脚にケイレンの気配を感じる。早めに歩きを交える。
 痙攣が始まった2周目の桜並木の折返し地点で、宮崎県から連続13回参加のTさんを撮影。痙攣に効くという漢方薬【芍薬甘草湯】をいただく。情報として知っていたが使ったことはない。早速、服用する。
 20km過ぎてからを予想していたが、少し早い。練習の疲れが抜けていなかったのか。それでも42kmの距離には不安はない。エイドで水分・バナナ・柑橘類をシッカリ摂取。ペースが下がって、ランナーの列も少なくなり、撮影機会も減る。それでも、手に持つカメラがまったく苦にならなかった。神通川の清流。劔岳から薬師岳の立山連峰もよく見える。所々で撮影する。
 最後の1kmは歩きを交えながらもペースアップ。6時間を切ってフィニッシュ。休憩と給食後、フィニッシュゲートへ。途中で声掛けしたランナーのフィニッシュ撮影。漢方薬をいただいたTさんもフィニッシュを待ってお礼の撮影。
※走行記録グラフは、今回(2019年大会)と前回(2017年大会)を比較してみました。
【2017年大会の走行記録】 =前回の記事(再掲)
春の真夏日マラソンで脚にケイレン。35分の休憩をいれる。
 30℃の炎天下大会を何度か経験している。毎回、脚に痙攣をおこし苦戦している。痙攣の原因を把握したうえで、悪あがきしない対応が大切だ。今回=5月の富山清流マラソン2017=も暑熱順化していない時期の大会だ。スタート時の気温は25℃、15km時点で30℃に上昇。快晴で日射も強い。5時間を目標に快調なランも、気温が高くなったので少しペースを下げる。26kmで脚にケイレン。春の大会は体が暑熱順化する前なので、多量の汗にミネラル分を放出してしまう。リタイアも考えたが、残り16kmで4時間もある。コース沿いの休憩舎で横になって休むことにする。フィニッシュ会場から4時間ランナーのゲートパスのアナウンスが聞こえてきたのを合図にランを再開。35分の休憩となった。うそのように足取りが軽くなっている。途中リタイアした選手もいるようだ。一緒に走っていた知人を途中で追い越してしまった。快調なペースも9kmしか持たなかった。気温が30℃のままなので、無理もない。残り5kmでは休憩を入れるわけにはいかない。痙攣の気配を感じたら歩きを交える。初めて6時間を超えた大会となった。途中に30分も休憩を入れるなんて、72歳ランナーならでは対応か。準備練習で1日42km走(午前20km+午後22km)しているが、本番でその休憩時間を短くしたという感覚か。参考になりますでしょうか。
パンフレットや当日配布のプログラムに記載された地図を距離感を調整して編集したものです。

大会資料
フルマラソン参加者記録
 参加人数 男子:560人 実出場: xxx
(エントリー) 女子:121人 完走: 537人
完走者
完走 男子455人 女子82人 計 537人
富山清流マラソン:完走タイム
○プログラム記載の参加者数は681人。
大会当日の気象データ
 好天に恵まれましたが、暑い日となりました。
富山清流マラソン:気象
とやま清流マラソン
前回参加は30℃の過酷なラン。今回も猛暑の大会となった。(秋ヶ島=富山空港)

2年おきに参加。2015・2017年大会も快晴。立山連峰を眺めながら走る。撮影も楽しみました。
【写真集】とやま清流マラソン2015とやま清流マラソン2017

編集長のワンポイント・アドバイス=体の仕組みを理解して、走りに役立てよう。
@疲れのサインは、脳から発信する。
 人間が短時間に消費できるエネルギー(グリコーゲン)はマラソンで30〜35km分と言われている。途中から脂肪をエネルギーに変えて、補給を続ける。
 疲労の原因はエネルギー切れだ。人間の体で一番エネルギーを消費しているのが脳。脳に回すエネルギーが少なくなりそうになると、疲労の合図が出てくる仕組みだ。体が限界を超えているわけではないので、脳を騙す工夫が必要。
 脳が一番使うエネルギーは消化効率の良い糖分。30kmを過ぎたら飴玉を頬ばりながら走るのが編集長の対策だ。これで終盤のランに元気が戻る。
A呼吸が苦しくなるのは?
 エネルギー消費に酸素を使う。呼吸が苦しくなるのは、酸素不足だが、肺はそれを酸素量で感知しているのではない。息苦しさを感ずるセンサーは、肺の炭酸ガス量が増えてくると働く。
 肺の換気を効率的に行うには、吸うことより、思い切り吐くこと。悪くなった空気を出してしまえば、そこに新しい空気が入ってくる。
 ランニング中、編集長は呼吸を意識していない。呼吸が乱れるような強度ではマラソンは走れない。時々、深呼吸を行っている。炭酸ガスを少なくし、快適なランを維持する工夫だ。まず吐いてから吸う。2回で終わり。多すぎると過呼吸になるので注意。
【撮影ランの走力=姿勢に秘密あり】
 撮影しながらのマラソンは、42kmを目標タイムで走れるという自信がもてる練習の蓄積が必要です。1ヶ月前に1日40km走を済ませて、疲労を抜きながら調整していけば、大会当日や翌日に脚が痛くなることもありません。撮影を思うように進めていくには、ランは脚任せでいけるようにしておくためです。
 止まって撮影しダッシュするなど数百回繰り返す速度コントロールは、重心移動で簡単に行えます。この効率的な走りには真っ直ぐにした姿勢が大切。周りの景色やランナーの観察も背筋を伸ばし、目線を遠くに向けているからできるものです。そのランを維持するために、上記の工夫を実行しています。
【給食のとり方=4〜5時間ランナー】
 食べランといわれるように提供される食材に目が移るようではいけません。その食材の持つ成分を理解しておきたい。柑橘類はクエン酸とビタミンC。バナナはカリウムとエネルギー補給。筋肉の収縮に作用する。梅干は塩分補給と、スッパサで活を入れてくれる。クッキーなどの炭水化物はエネルギー補給だ。これだけあれば充分。サプリメントと飴玉はウェストポーチに用意してある。
 ホノルルマラソンでは、飲み物は提供されるが食材は用意されない。大き目のウェストポーチに、これらの食材を用意して走った。初マラソンで参加したAさんにも同じものを用意し、どの地点でバナナを食べろなどと教えた。気持ちよく完走できたと喜んでいた。
 東京マラソン2007では、途中の給食が全て品切れだった。それでもウェストポーチに用意したサプリメントと飴玉て気持ちを保つことができた。マラソンには、距離走で脂肪を燃えやすくする体質改善や大会前のカーボローディングなどエネルギー対策が必要で、これができていたことも大きな要因だ。
 この大会以降、食材の準備されている大会といえども、サプリメントと飴玉の携行は欠かしたことがない。金沢マラソンでも20kmまでの2箇所で提供される果実や菓子類が品切れとなっていた。バナナは無くなることはないだろうと踏んでいたのが甘かった。早速、携行品の出番となった。

編集長レポート:写真マラソンシリーズをお楽しみください。
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